作品を楽しむ為の「資格」のはなし
作品を100パーセント楽しむための「資格」の話
・・・資格って言い方が正しいかわかりませんが。
面白さを余すことなく感じるために、受け手に対してある程度のリテラシーを求めててくる作品ってあるじゃないですか。
よく「大人向けアニメ」みたいな感じで攻殻機動隊が挙げられてますけど、あれなんて最たる例で、確かにあれを幼稚園児に見せても「いやぁ面白いなぁ。ネットワーク社会における『個人』という枠組みの捉え方が・・・」みたいな感想いだけるとは思えないんですよ。「せ〜のっ、タチコマがー、かわいかったでーす!!」ぐらいが関の山で。なんか今幼稚園児一人じゃなかったですね。
話逸れますけど僕がカーボーイビバップをリアルタイムで観てた時7歳でしたからね。「うわ、こどものおもちゃの次めちゃ地味なアニメ始まったやん・・・」って思っていましたよ。物心ついてから見るとあんなにかっちょいいアニメなかなかないと思えますけどね。さらに逸れますけど魔法陣グルグル→地球少女アルジュナのコンボも子供心にかなり来るものがありましたね。「うおおお!なんだこのアニメわっけわかんねえ!」って。本当にテレ東6時アニメは奥が深いな・・・。
まぁそういったリテラシーだの読解力だの予備知識だのってそもそもが後天的なものでして、遅かれ早かれ身についたらもう失われるものではないじゃないですか。理解できないものが理解できるようになることはあっても、それまで理解できたもののよさがわかんなくなることはないよ〜、と。
・ ・・本当にそうですかね?
というお話がしたいんです。
見たいタイトル3 電脳コイル
こんばんは。時屋です。
見たいタイトル一個一個あげてったら切ないすね。まとめていきましょう。
まずは電脳コイル。言わずと知れた名作ですね。なら見ておけって話ですが。
実はこれ最近DVD5巻分は見たんですよ。でもあまりの面白さになんかいろいろ悔しくなってしまって...。
割とクリエイティブな業界に勤めてはいるものの毎日毎日雑務中の雑務みたいなものに追われてしまう心が腐りましてね。
作品と自分にものすごい距離感を感じてしまって...。「これ俺観るのつれーわ。」ってなっちゃいました。俺この作品見る資格あるのかな?みたいな。
この作品のターゲットから外れてる感覚とか、じゃあそもそもターゲットって何かとか、ターゲットでいられる幸せとか、その辺の話はまとめて記事にしたいですね。
いや、また電脳コイルだけしか紹介できなかった。次から羅列していきます。見たいアニメメモ。
見たいタイトル2 serial experiments lain
こんばんは。時屋です。
500万貯めて仕事辞めたらみたいアニメ、記念すべき第一回はserial experiments lainです。
その衝撃たるや。
なんと言えばいいのでしょう。画面から流れ込んでくる圧倒的な感傷と懐かしさにベタに体に電流が流れましたし、なんだったら涙まで出てきました。どうしても会いたかった初恋の女性に再び巡り会えた感じ。
...そうです。この時、僕とlainは初めての邂逅を果たしたわけではありませんでした。実は遡ること15年前、一度僕達は出会っていたのです。
当時9才の僕は毎年実家のすぐ近くにある島根大学で行われる大学祭を何よりも楽しみにしていました。
夏祭りやクリスマスではなく、大学祭の何がそんなに良かったのか?
それは大学祭に関しては親から「単独行動権」を与えられていたからでしょう。他のお祭りとは違い限られた敷地の上、2、300メートル歩けば実家が見えてくるような距離のため両親の束縛から放たれた僕は所狭しと大学構内を走り回りました。
そして、迷い込んだのです。島根大学アニメ研究会が視聴覚教室で催していたアニメ上映会に。
そして、出会ったのです。lainに。
iPadに流れるOPを見ながらそんな日の記憶が走馬灯のように駆け巡りました。
当時好きなアニメといえばメダロットや電脳戦記ウェブダイバーという男の子丸出しな自分にとってこの「子供に全く媚びないアニメ」というものの存在は、幼い世界観を大きく揺るがすものになりました。
衝撃ばかりが記憶に残り、一体どんな内容だったのかは全く思い出せませんが、もう「いい大人」になった僕がlainを見てどんな感想を持つのか非常に興味深いところであります。
今日はここまで。ありがとうございました。
見てみたいタイトル1
この作品えらい評判いいな...。
時間あったら見てみたいな...。
なんてこと思っても大概スルーしてしまいます。入り口からハードル高いとなかなか見ようと思えないんですよね。作品を受け取る側の人間として気力•体力共に充実した状態で臨みたい...!みたいなね。
そんなこんなで今回は「え!あれも見てないの?!」的な会社辞めたら見たい作品リストです。
知名度すごいのにまだ見てないのかよってのはこんな感じです。書いてる途中に気づきましたがこれらは全て小説や漫画を原作に持たないオリジナルアニメですね。
反対に原作を持っているアニメならよく見てるのかっていうとそうでもない。「アニメの前に原作読まなきゃな」とかっつって後回しにしがちです。
例えば
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
とか。
評判いいのに手はつけないという。
もう一度見たいタイトル1
こんばんは。時屋です。
しかしこの4月から社畜として身をやつしている自分にとって、大好きな作品のソフトを手元に置くことはそこまでの夢物語ではなくなってきました。
ただし金銭的な余裕が出れば今度は時間がなくなってくる。人生とは難しいものですね。買おうと思えば買えるエウレカセブンのDVDボックスも埃を被るのが目に見えていたんじゃあしょうがない。
そんなわけでDVDボックスを買うのは一年半後に500万を貯め会社を辞めた、時間も金もある状態の自分に任せました。
さて前置きが長くなりましたね。それでは大好き過ぎて手元にソフトを置いておきたい作品リスト達です。
•ユンカースカムヒア
こんな感じでしょうか。
自分のルーツとも言える作品群なので時間ができたらもう一度見直して、何が良かったのか言語化できるようにしたいものです。
その他にも死ぬまでにもう一度見たい作品リストはこちら↓
ヘンダーランドの大冒険
今敏作品
劇場版パトレイバー
この辺が纏まって家の一角に置いてあったらかなりハッピーですよ。自分のコア過ぎてあまり他人に見せたくないですもの。
金と時間があればこの辺かき集めていきます。
妄想を始めよう
時屋こつぶの人生で最も文化的な1年
こんにちわ。時屋です。
さて、もしも自分に時間があればあれがしたい、これがしたい。上げらば枚挙に暇ない。そんな欲望の塊になってしまうほどには抑圧的な毎日を送っているのですが、そんな自分の精神のバランスを保つためにこういったブログを書き始めました。
2年余りで仕事を辞め、失業保険をいただきながら貯金を切り崩しつつ実家で暮らす。こんなにワクワクすることはないですね。さあどんな一年になるのか妄想していきましょう!
このブログの内容
仕事が忙しい。
いや忙しいというか、プライベートな時間がないだけでこうしてシコシコ文章を書くことはできるのだが、娯楽に当てるまともな時間が一切取れない。家に帰れない。
そんな絶望的状況の中、唯一の心の支えになっているのが「仕事辞めたらあのアニメ見よう」とか「仕事なかったらあの本読もう」といった時間と金がある自分の妄想を膨らませることぐらいだ。
...そうして積み上げてきた見たい作品リストのメモを俺はよく失くす。それはよく失くす。書いた記憶はあるのに全く手元に残っていない。自宅にあるパソコンのどれかに入ってるはずではある。いやiPadの中かもしれないしiPhoneに入ってるかもしれない。ちょっと待て、裏をかいてpomeraの中の可能性もある。
そんなメモ地獄に終止符を打つべく始まったのがこのブログです。他にも書きたいこといろいろ書きます。お付き合いください。